MEDICOMTOY RAH UNDERCOVER PYRANOID

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前回のアンダーマンに続き、インフィニティーカッターを左手に持つ鉱物怪人、その名もピラノイド。出身地は第8ゴスラー星



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頭が大きいため、我が愛用のケースに収納できません。参った。という個人的な事情は置いておき、鉱物怪人ということで頭は水晶のようなデザイン。プロップでは半透明だったのですが、何故かRAHでは不透明な素材に変更。これは改悪だとおもうんですよね。ソフビで造っているんだから、プロップ通りの質感も再現できたはずなのに。ちょっと不満。





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眼は塗装ながらもドールアイのような美しい質感。ここは良いです。






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ヘッドフォン?




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人々の思考を奪い取る恐るべき武器インフィニティカッター。メッキが施されています。




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ブーツはソフビ製。革のような質感を出すのに最適ですね。





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コートの中身は見ないほうが宜しいかと。できればインナーも作りこんで欲しかったのが正直なところ。




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アンダーマンと同様にシンプルながらも、洗練されたデザインで格好良いです。




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最後に二体並べて。以上RAHアンダーマンとピラノイドでした。ファッションブランドが1/6フィギュアを発売するというのは、決して珍しいことではありませんが(APE、NEIGHBORHOOD、変身サイボーグ絡みでPPFMなど)、アンダーカバーはコレクションのテーマ自体を特撮に設定するという力の入れよう。日本人ならではの面白い試みだと思います。
登場キャラクターは如何にも特撮といった変身スーツではなく、人間が着るようなウェアを着用。このキッチュな感じがたまりません。往年の特撮物の世界観を守りつつも、既存のイメージに縛られること無く独自の世界観を築いた一連の活動は、特撮ファンとしても嬉しいものがありました。何より洗練されたキャラクターのデザインが素晴らしい。
製品化にあたっては、実際に使用されたプロップを3Dスキャンによって完全再現、コスチュームもプロップのパターンにより再現されたとのことです。ピラノイドの眼のあたりを見るとプロップと異なっているので(眼の奥行きが違う)、完全再現は言い過ぎのような気がしますが。
ちなみに、本コレクションのフォトストーリーは36カットあり、なんと仮面ライダーカードをイメージしたアンダーマンカードセットも発売されていたとのこと。↓がその一部のカット。ちょっと欲しいぞ。

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こちらが撮影風景。凝り過ぎです。


20XX年、人々の心が悪の組織に奪われた、からっぽの世界。
その奪われた心を取り戻すために生まれたUNDERMAN。
哀と戦いの日々は続く。