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CURE SPOOKY BOOGIE PLUS GEE と『BLACK BOX』の感想

TOY ソフビ CURE

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CURE presents 『BLACK BOX』戦利品第三弾。 SPOOKY BOOGIE PLUS GEEです。今回唯一のスタンダードソフビ。



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成型色は蓄光と黒。眼の部分は別パーツとなっています。



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デザイン上、特に可動させるということはせず。


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そして中身はこんな感じになっており、、、




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脱げます。中からSPOOKY BOOGIE本体がお目見え。




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残念ながらどこまでも真っ黒な未塗装。写真だと造形がよくわかりませんね。実物も光沢感のせいか造形がぼやけるんですけども。




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上半身はこのように分離します。なぜこのようになっているかと言いますと、



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ブギーマンの内臓パーツを流用しているためでして。ちなみに胴体と腰部も分離します。恐らく内臓パーツが先に作られ、後付でスプーキーブギーが立案されたと思われますが、間違っていたらすいません。




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未塗装・・・



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ミニと並べて。



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以上、CURE SPOOKY BOOGIE PLUS GEEでした。こちらは既に過去、アストロゾンビーズやメディコムトイで塗装されたものがリリースされていますが、個人的には初めての入手。CUREさんらしい海外のテイストが混じった素敵なソフビで、アウトフィットのギミックもミニサイズと同様大変素晴らしいものだと思います。個人的には外側のGEEがクリアになっているものを熱望。




最後に、『BLACK BOX』イベント自体への感想を少々。

玩具メーカーであるCUREさん主催による、玩具と音楽、そしてアートが融合した今回のイベント。LIVE SIDEとして、AWAKED、BATCAVE、BOYZBOYZBOYZ、COCOBAT、THORN、狂犬(LOUDROOTS) / DJ が参加。そしてBOOTH SIDEではCURE、SECRET BASE、STUDIO GIMMICK、MISHKA、SAGA-chang、タカミトモトシ、TerribleWhoreが参加されました。

これまでも玩具や音楽やアートといった異なった領域同士がコラボレートするイベントは幾度となく開催されたことがあったかと思います。しかしたいていの場合は音楽やアートがメインであり、玩具は脇に追いやられることがほとんどったようにも思えます。その点、このBLACK BOXは玩具が音楽と同じ位置に掲げられた稀有なイベントだったのではないでしょうか。
大変興味深いイベントだとは思いましたが、玩具メーカーであるCUREさんの顧客層と出演バンドとの間にどこまで親和性があるのか疑問に思っていたのも正直なところです。出演されたバンドは所謂ハードコア(パンク)に位置づけられる音楽が主体のところがほとんどでしたから、普段BEACH BOYSのような緩やかな音楽(PET SOUNDSは無二の傑作!)を聴くわたし個人にとっても、当日は一体どのような展開になるのだろうと妙なドキドキ感を覚えるようなイベントでした。

さて、肝心のイベントの中身ですが、表向きは17時開場でまず玩具やアート、アパレル関連の物販が行われ、18時半から22時過ぎまでライブが行われるという流れでした。物欲を十分に満たした後、リラックスした気持ちでライブが望めるという意味では、最適な進行だったと思います。ただ、恐らくごく少数だと思いますが、物販で満足してせっかくの音楽を聴かずに帰ってしまわれた方も見られましたので、ライブの後に物販でもよかったかもしれません。しかしながら、嫌々ライブを見るぐらいなら、さっさと帰ってもらったほうが良かったでしょうから、やっぱりこれが正解かも。もちろん、逆にライブ途中で来場された方も結構いましたよ、念のため。
わたし個人としては、繰り返しとなりますが今回出演されたバンドやハードコアといったジャンルには程ほど縁が無かったため、かえって純粋な気持ちでライブを楽しめたと思います。聴く音楽も開場の雰囲気も、何もかもが新鮮で、ひとりお酒を飲みながら悦に浸っていました。貴重な経験をさせてくれたCUREさんに感謝といったところです。

良心の呵責に苛まれながらも敢えて苦言を呈させていただくとすれば、物販そのものの在り方でしょうか。わたしが会場に到着してまず驚いたのが、開催予定の17時前なのにも関わらず、場内の物販ブースを埋め尽くす人たちの姿でした。一般チケットはローソンチケットで販売され、チケットの整理番号順に入場するという事前の案内を信じ込んでいたため、わが目を疑ったのは言うまでもありません。
案の定、一般入場者としてはかなり早めに会場内に入ったにも関わらず、ほとんどの玩具製品が売り切れ。残っていたのは今回紹介したスプーキーとヘルボックスのみという結果でした。おそらく一般整理番号1番で入った人でも、買えなかった製品が多数あったように見受けられます。
もちろん、こういったイベントは事前にレセプションのようなものが開かれ、関係者や会員(CUREさんでいうと「C3」)のような方々が優先的に案内されるということは知っているつもりです。しかし、一般入場者を差し置いて、優先入場者を対象にイベント限定品(の一部)を売りつくしてしまうというのは、如何なものでしょうか。わたし自身の認識が甘かったのかもしれませんが、入場段階で気持が若干萎えてしまったのも正直なところです。優先入場者と一般入場者で在庫を分ける等、やり方はいろいろとあったはずなので、もし次回同じようなイベントを開催される際は、ご賢察いただければと思います。
また、リリースされた玩具製品のほとんどが未塗装だったのもちょっと残念だったなと(買えなかったものが多いですけど)。やっぱり未塗装の製品って個人的には完成品ではない中途半端なもののように思えてしまうので、満足度が低いです。DIY仕様であったりとか、HELLBOXのように駄玩具的なイメージ作りのために敢えて塗装を省いているのなら理解はできるんですけどね。CUREさんの製品の魅力は、カラーバランスや細部まで拘り抜かれた塗装にもあると思いますので、時間が無かったのかもしれませんが、せっかくの機会に製品のアピールが不十分で何だかもったいないなと思いました。

色々と愚痴を書いてしまいましたが、こんなことを書くのは申し訳ないぐらい素晴らしいイベントであったということも、最後にもう一度書き添えておきます。入場料たったの2000円で上記のような豪華な出演陣、加えて先着といってもほとんどの方に配られたであろう豪華なおまけ(mini SPOOKY BOOGIE)。どのように計算しても赤字です。血が足りなくなるぐらいの赤字です。主催者であるCUREさんや協力された方々の心意気と情熱だけで成り立ったようなイベントだったように思えます。CUREの中の方が汗を流しながら裏方作業に徹している姿を見ていたら、物販へのちょっとした不満など吹き飛んでしまったのも事実です。とにかく楽しいイベントを開催してくれて有り難うという感謝の気持ちと、お疲れ様でしたという労いの言葉を今はただ送りたいと思います。これに懲りず、是非今後も素敵な企画を検討していただければ幸いです。