読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

RUMBLE MONSTERS(ランブルモンスターズ) SEVEN(セブン)

TOY ソフビ RUMBLEMONSTERS

f:id:kjaerholm:20121027192232j:plain
ランブルモンスターズより久しぶりの新規造形品がリリース。その名もVariable Vehicle「SEVEN」。



f:id:kjaerholm:20121027192233j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192234j:plain
武装違いで2種類がリリースされましたが、こちらはMissile Cannonバージョン。


f:id:kjaerholm:20121027192236j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192235j:plain
2連の砲身とレーダーが前後に取り付けられています。



f:id:kjaerholm:20121027192237j:plain
ミサイルキャノン部分は可動します。180度回転させることで、よりタンクらしい姿に。



そしてVariable Vehicleの名に恥じない驚きのギミックがこちら。

f:id:kjaerholm:20121027192238j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192239j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192240j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192241j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192242j:plain
ミサイルキャノンの中間部分を回転(直線からハの字に変形)→直立→レーダー部分を回転、という過程を経て二足歩行ロボに変形するのです!




f:id:kjaerholm:20121027192243j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192244j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192245j:plain
バックパックのようなキャタピラ部分が素敵です。



f:id:kjaerholm:20121027192246j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192248j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192247j:plain
頭部はグリグリと心地よい回転をします。


f:id:kjaerholm:20121027192317j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192318j:plain
このように絶妙な角度が付けられている為、360度回転させた場合もカメラアイ(レーダー)が後ろを向くことなく、自然な動きをするわけです。




f:id:kjaerholm:20121027192249j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192250j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192319j:plain
そして先にも紹介した腕部(ミサイルキャノン部)は斜めに分割することで、ロボット形態時は腕部として自然なハの字に、タンク形態時にはミサイルキャノンとして直線状になるわけです。海洋堂の山口可動に近いイメージですね。恐ろしく考えられています。
ちなみに腕部の変形はロボット形態時の表情付けにも重宝します。腕を伸ばしてミサイルを発射するイメージとか。




f:id:kjaerholm:20121027192341j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192340j:plain
腕部の変形はソフビとしては驚きの精度。回転時もボディと接触することはありません。凸部が楕円形になっているため回転させる際は、中心部へ押しながら回すといいかも。




f:id:kjaerholm:20121027192343j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192342j:plain
頭部のモールドには墨入れ、砲身は燻し表現が施されており、ソフビながらディティールへの追求も徹底されています。




f:id:kjaerholm:20121027192251j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192252j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192253j:plain
こちらがバリエーション違いのLaser Cannonバージョン。よりハイテク兵器にような趣に。




f:id:kjaerholm:20121027192254j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192256j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192255j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192257j:plain
触ってて楽しいのなんのって。砲身=脚部が絶妙な角度で曲がっているため、ロボット形態時には下半身に重心が移った、重量感のある所謂溜めのポーズになるところがまた良いのですよ。





f:id:kjaerholm:20121027192258j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192259j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192300j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192302j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192304j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192303j:plain
二体並べると量産機的な雰囲気が出てまた良いのです。



f:id:kjaerholm:20121027192307j:plain
到着したその日にinstagramとかにはアップしてましたが、Gブルのような遊び方もできます。最高。



f:id:kjaerholm:20121027192316j:plain
夢の競演。モデリズムさんのウィーゴと。





f:id:kjaerholm:20121027192308j:plain
大好きなランブルモンスターズのGTMと。



f:id:kjaerholm:20121027192309j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192310j:plain
違和感がまったくありません。




f:id:kjaerholm:20121027192314j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192315j:plain
f:id:kjaerholm:20121027192312j:plain
最後にサーティーン、ナイン、ナイン(チェイサー)と並べて。以上、ランブルモンスターズのセブンでした。ランブルさん久しぶりの新規造形品はVariable Vehicleという事前アナウンス通りの可変機となりました。差し替え無しの完全変形ロボットという点では、ソフビとして初めての製品ではないでしょうか。
常に既存の概念に縛られること無く、ファンに驚きを与えてくれるランブルさんですが、今回はロボット形態に変形するという事前アナウンスは無く、販売時もタンク形態の写真のみが掲載されたため、商品到着時には驚きのあまり、言葉にならない感嘆の声が漏れてしまう結果に。
さて、当製品のポイントとして、まずは完全変形という驚きのギミックが挙げられるでしょう。頭部は回転軸を斜めにすることで、ストレス無く自然な形で回ります。これがとにかく心地いい。レーダーをイメージしつつ回転させると、SF心が程よく刺激されます。そして腕部(キャノン部)の変形。こちらも斜めに分割することで、タンク形態時、ロボット形態時ともに自然な姿にすることができます。そのほか、シンプルなギミックながら最適なバランスで全てが配置されており、全体として非常に完成された、まとまった製品になっています。
もうひとつのポイントが、言わずもがなではありますが、その愛らしいデザイン。完全変形というギミックを盛り込むと、どうしてもデザインに違和感が生じてしまう場合が多いのですが、このセブンはタンク形態、ロボット形態ともに破綻がありません。デフォルメ(≒虚構)されたような可愛らしい姿はどこか懐かしさを感じさせられます。加えて頭部のレーダーのようなデザインからは偵察機のようなイメージが喚起されることによってリアリティ(≒現実)も感じさせられます。結果として、本来二律背反的な「虚構」と「現実」が入り混じったような独特の魅力を放つ、唯一無二な玩具になっているのではないでしょうか。


わたしの好きなデザイナーに、ドイツのブラウン社に所属していたディーター・ラムスという方がいます。かれはデザインについてこのように語っていました。

1.簡単なことは複雑より素晴らしい。
2.秩序立っている状態はそうでないものより素晴らしい。
3.静かな声のほうがうるさい声より素晴らしい。
4.目立たないことのほうが目立つことより素晴らしい。
5.小さいものは大きいものよりいい。
6.色が無いことは、色がありすぎるよりもいい。
7.軽いほうが重いよりいい。
8.繊細なほうが粗雑なものよりもいい。
9.バランスの取れた状態のほうが極端な状態よりいい。
10.持続性のほうが変化することよりもいい。
11.簡潔なほうが複雑な状態より素晴らしい。
12.ニュートラルなほうが攻撃性のある状態よりいい。
13.近くにあるほうが近くにないものよりもいい。

 ※white-screen.jpの記事より引用

ソフビという魅力的な素材と、ランブルモンスターズさんの創造力が合わさることで、ディーター・ラムス氏の考える“あるべきデザイン”がSEVENという玩具に象られて実現されたというのは言いすぎでしょうか。