ウルパチ コズミックムーン

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あべとおる氏のウルパチより、オリジナルキャラクターのコズミックムーンです。販売はゾルメンでおなじみのOMOコーポレーション。




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まるで舞踏会の仮面のようなマスクが魅力。額には月の模様が。




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腹部は複雑な機械を思わせるデザインとなっています。このサイボーグ感はたまらん。



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背部の円部分にはグラデーションが。満月を現しているのかな?



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シールドのような武器のような部分。この腕部は別パーツ化されており回転可能です。


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各部アップ。まあ、なんといいますか、造型の表面処理が荒いです。もうちょっとどうにかならないもんですかね。


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実にヒロイックですな。



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背中で語る。




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メガジャンクションとの比較。後述します。




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以上、ウルパチよりコズミックムーンでした。商品を手がけたあべとおる氏といえば怪獣軒や怪獣少女を思い浮かべるのですが、今回はウルパチとしての展開となるようです。

さて、このコズミックムーンは『銀河少年コズミックV』という架空作品に登場するキャラクター。コズミックムーン、コズミックマーキュリー、コズミックジュピター、コズミックマーズ、コズミックサターンという5つの形態に変身するサイボーグという設定のよう。どこか中嶋製作所のアストロミュー5を思わせるヒロイックでありながらも怪しい趣きで、程よいサイズ感やボディバランス、ぷりぷりとした尻といった魅力溢れる製品になっています。

ただ、しかしながらですね、先にも触れましたがちょっと原型段階での表面処理が荒いせいか、表面が全体的にボコボコしているんですよね。線のような傷もいっぱい入っちゃっているし。あと直線になるべきところが直線じゃなかったり、円であるべきところが円じゃなかったりと、造型面できになる部分も多く在ります。加えて、塗装も許容レベルではありますがやっぱり荒い。
実は氏の製品はいくつか持っていますが、どれも塗装レベルが非常に荒く目も当てられない状態だったため今ではどこか奥深くに眠っています。まあそれらと比べるとマシなレベルにはあるでしょうか。マジンガーとか本当に酷かったので。
敢えてパチくささを出すためにゆるくつくっているのなら申し訳ないのですが、そうでないのであればもう少し全体的に仕上げを丁寧にやって欲しいところです。ガーガメルさんの製品と比べちゃうとかなり差がありますので。

色々と書きましたが製品自体はやはり魅力的だと思いますので、シリーズ化については非常に期待しています。