BIG MOON AIZ 魔神惑星MEDUSA DRAGON-X頭獣化操

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今年は魔界玩さんの喧嘩坊主であったり、DELTA VINYLさんのHANAKO MARKⅢ であったりと、ハイクオリティ且つ独自の感性と拘り溢れる魅力的なソフビのリリースが相次いでいますが、また凄いソフビが出てきてしまいました。 BIG MOON AIZさんが展開する魔神惑星MEDUSA シリーズより、DRAGON-X頭獣化操です。全高200mm程度。


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モチーフは誰が見てもわかる通りあの世界的宇宙生物。一見するとそのまんまのように感じられますが、実際手にすると、その全身拘り抜かれたアレンジに度肝を抜かれます。


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2016年にリリースされた同シリーズのDRAGON-01 と同様の、メカニカルな意匠や秘密的モチーフが各所に散りばめられています。


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この脚部を見るとよくわかりますが、本当に丁寧で拘り抜かれた塗装が全身に施されているんです。


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背面も抜かりなし。


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頭部のクリアフードは当然ながら着脱可能。ちなみに頭部の中には衝撃を与えると光るLEDが仕込まれており、これまた暗闇で遊ぶと存外に楽しい。


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この後頭部の美しい塗装を見ても、DRAGON-Xへの拘りっぷりがわかるかと。


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どのような構図で写真を撮っても実物の魅力を伝えきれないのが非常に悔しいです。実はこのDRAGON-Xはクリア成形となっており、成形色を活かした巧みな塗装が施されることによって、禍々しいデザインながらも不思議と柔らかく儚げな雰囲気となっているんですね。モチーフとなった世界的宇宙生物のイメージが強すぎて、初めは購入を躊躇いましたが、実物を手にするとモチーフへの懸念など吹き飛んでしましました。これは紛れもなくMIG MOON AIZさんのオリジナルソフビだと。作品から情念にも似た強い作り手の意思が感じられます。

DRAGON-01との繋がりや魔神惑星MEDUSAのストーリーも気になるところですが、それは今後のお楽しみということで。年1回程度のリリースペースとなっているようですが、次の製品も今から楽しみでなりません。
ちなみに写真を撮り忘れましたが、パッケージも凄い拘りとなっていますので、興味のある方は是非JUNGLEで実物を購入してみてください。この記事をアップした段階ではまだ購入できるようです。

SKULLTOYS × REALHEAD × PUNKDRUNKERS ガイツ

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ようやく実物を拝見することができました、いつかは憧れのガイツ。

ガイツはパンクドランカーズさん×リアルヘッドさんの「あいつ」ボディをベースに生み出されたスカルトイズさんのキャラクター。これまでリリースされた「あいつ」やあいつボディをベースにしたキャラクターは、そのゆるやかで甘美なボディラインも相まって、心くすぐられるコミカルでやさしいデザインになっていました。
一方スカルトイズさんの手で生み出されたこのガイツは、スタイリッシュでサイバーで悪魔的且つ秘密的。従来のあいつボディのイメージを覆すこの姿を初めて写真で見た時の衝撃は、今でも忘れることができません。そうか、これが恋というものなのだと。

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最大の特徴はこの頭部。ガイコツってここまでスタイリッシュにアレンジできるんですね。悪魔的なイメージも髣髴とさせるその姿に一目ぼれ。そして後頭部には六芒星とともに意味深な記号が。ファンなら類推できると思いますが、ここで触れるのは詮無いこと。


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もうひとつの特徴は腕部のDENKI GLOVE。わたしを含め80年代に生きた人間なら確実に心奪われるデザイン。これをガイツに付属させるという発想自体が本当にすごい。手のひらの紋様を見るだけでいちいち妄想が膨らんじゃイルミナティ
サイバーというエッセンスが加わることでガイツの怪しい魅力が何倍にも増すと思うのは気のせいでしょうか。


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とにかくスタイリッシュでサイバーで悪魔的且つ秘密的なガイツ。「あいつ」ボディの新たな可能性を切り開いたといっても過言では無いかもしれません。ガイコツってこんなにかっこいいものなのかと、あいつボディはこんなにも汎用的だったのかと。
既に様々なカラーバリエーションがリリースされていますが、そのどれもがかっこいいので、いつかは他のカラーも手にしたいところです。これからもスカルトイズさんの新たな展開に、そしてあいつボディを生み出したリアルヘッドさんとパンクドランカーズさんの動きに目が離せません。