リアルヘッド×MIROCK TOY 希望遊戯  トリケラネクスト

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REALHEADの希望遊戯シリーズより、トリケラネクストです。今回はMIROCK TOYとの共作となります。上記写真の側がMIROCK TOYデザインによるもの。



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そして反対側がリアルヘッドによるデザイン。




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ミロクトイ側は鱗と伝統的絵柄に見られるような炎や旋風といったパターンが特徴。まさに龍ですね。



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リアルヘッド側は、ミュータントカオスやカオスマンに見られるような、サイボーグ的な造形が特徴的。




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生物的な左半身と機械的な右半身。




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足裏には希望遊戯の刻印が。こちらも赤で塗装されており、かっこいい。






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希望アタック。



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以上、リアルヘッド×ミロクトイのトリケラネクストでした。デフォルメされていないリアルな恐竜に独自の大胆なアレンジを施した本作、そのコンセプトと独創的なデザインを初めて見た際は大変に驚かされました。一般的にソフビ製の怪獣や恐竜というのはデフォルメされた上でアレンジが加えられることがほとんどなのですが、この定石に囚われることなく、既存の恐竜デザインラインを維持しながらも全く新しい生物を生み出したリアルヘッドさんとミロクトイさんの着眼点には感服するばかりです。くどくど言いましたがとにかくかっこいいんですよ、このトリケラネクスト。
片側の龍のような姿と、反対側の機械的な姿が二律背反的でもう重力のような魅力を放っているんですよね。通常こういったソフビは頭部を分割して動かすのが一般的かと思いますが、頭部の可動を犠牲にしてデザインを優先させた点も個人的には気に入っております(ということで尻尾の部分に分割があるのですが、これまたデザイン優先なのかほとんど動きません)。
そして荒々しくも力の入ったペインティングもこのトリケラネクストの魅力を引き立てるのに大きな役割を果たしているように思えます。爬虫類的な黄土色の素体にグリーン、その上にゴールドやシルバー、ブルー、レッドといった塗装が施されています。極めつけは黒の拭取り塗装。墨入れが施されることにより重厚感が増しており、うっかりすると伝統工芸品と間違えそうに。
最後にもう一回言いますけど、とにかくかっこいいんですよ、トリケラネクスト。是非また違う恐竜でアプローチしてほしいなと思います。