千値練 東亜重工 - TOUA Heavy Industries 合成人間
千値練より、東亜重工の合成人間です。1/6サイズ。
1/6素体をそのままフィギュアとしてアレンジするというある意味懐古的な、ある意味斬新な試み。
頭部マスクを取り外すと中の人が出てきます。眼球もなんと可動します。
ちょっと分かりづらいですが、白い部分もウェザリングのような塗装が施されています。
以上、千値練より合成人間でした。この合成人間を製造した東亜重工とは、『シドニアの騎士』で話題の弐瓶勉氏の作品に登場する架空の企業。架空の企業をそのままブランド名にしてしまうメタ的な表現って、ある意味でベタベタなのですが、グッと心を掴まれてしまうのが悔しいところです。
さて、本製品は1/6サイズの素体をそのままフィギュアとして表現するという、見る人によっては斬新な、見る人によっては変身サイボーグを思わせるという点で懐古的な立体になっています。そのアンドロイド的なデザインはスタイリッシュで冷たく機械的。実にSFしていて素晴らしいです。また、千値練さんらしい広範囲な可動と丁寧な仕上げで、高級感も抜群。
threeAの影響も多分に見られ、購入方法がちょっと面倒だったりするのですが、その辺も作り手としてのこだわりがあるのでしょう。今後の展開も楽しみな素晴らしい製品です。現時点で他に、ワンフェス限定の装試体という素晴らしいバリエーションがあるのですが、残念ながら未入手。なんとか再販していただけいないですかね、千値練さん。