HOTTOYS(ホットトイズ) ウォーマシーン
ホットトイズのムービー・マスターピースシリーズより、映画『アイアンマン2』に登場するウォーマシーン(WAR MACHINE)です。
各部とも思わずニヤニヤしてしまう程精巧な出来映えです。ドライブラシによるであろうウェザリングが細かく施されており、リアリティの向上に一役買っています。
頭部差し替えでジェームズ・ローズ中佐が現れます。正直ドン・チードルより一作目のテレンス・ハワードのほうが良かった。契約上の金銭トラブルで降板なんてもったいないよ。
両手のリパルサー光線発射部も発光。さらに手の指1本1本がメキメキと動きます。
以上、12インチ業界では既に独走状態のホットトイズですが、その凄さを改めて思い知らされるような素晴らしいクオリティの製品でした。もう動くスタチューといった感じです。
今年の玩具馬鹿買いを反省し、購入を控えようと試みましたが敢え無く断念。よそ様のレビュー等を見たことでパワードスーツ好きの血が騒ぎ我慢出来ず購入する事態に。しかし買って悔い無しです。
造型や塗装面でのリアリティの追及、各種ギミックの拘りようが尋常じゃありません。どこまで時間と労力をかければ、ここまで完成度を高められるんでしょうかね。世界が違い過ぎて検討もつきません。
同じ12インチフィギュアを造っている国内大手のメディコムトイさんはどう考えているのでしょう。一度意見を聞いてみたいものです。エンターベイと手を組み始めたことから察するに、意識しているのは間違いないでしょうが。というか意識していなかったら企業として終わっている。是非良い意味で競い合ってほしいものです。
個人的には特撮関係も是非ホットトイズさんにチャレンジして欲しいなと思いますが、版権絡みでハードルが高そうですね。ほんと頼むよメディコムさん。いい加減エッジダルダルなソフビでボディパーツを作るのはやめておくれ。