DELTA VINYL HANAKO MARKⅢ (METAL MUTANT)

f:id:kjaerholm:20180225201317j:plain

近年、国内外の需要の高まりもあって大型のソフビのリリースが相次いでいますが、オリジナルソフビ業界で大型化の先陣を切っていたと思われるのがZOLLMENさん。ここのところ微妙なカラバリが散発的にリリースされるだけで、実質的に活動休止状態なのが本当に寂しい限りなのですが、そんな私の心の隙間をがっつり埋めてくれたのがDELTA VINYLのHANAKO MARKⅢ (METAL MUTANT)。全長27cm。

 

f:id:kjaerholm:20180225201318j:plain

モチーフについて言及するのは詮無いことなので避けますが、ロボコンと玩具への愛情が体現されたような心くすぐる造形。全12パーツで構成されていることからも、いかに形に拘ったのかが分かるかと。

 

 

f:id:kjaerholm:20180225201320j:plain

f:id:kjaerholm:20180225201319j:plain

この胸のクリアカバーとか最高。もちろんここもソフビ。

 

f:id:kjaerholm:20180225201321j:plain

脳味噌がちらり。ミュータントといわれる由縁。

 

 

f:id:kjaerholm:20180225201322j:plain

HANAKO MARKⅢ (METAL MUTANT)はポピーへのリスペクトなのか、成型色が当時の超合金と見紛うばかりのメタリックな深い青となっています。加えて、丁寧な塗装と造形で、大型ソフビながら残念ポイントがひとつもなく、全身こだわりと愛情で優しく包まれているような稀有なソフビになっているというのが個人的な印象です。複雑なパーツ構成から、動かし甲斐もあって言うことなし、春を待たずして凄いソフビが出てきたなと。

今回の第一弾はリスペクトカラーのような形でしたが、今後のカラー展開によってはまた違うイメージを見せてくれるでしょう。今から次の展開が楽しみで仕方ありません。