スターウォーズとか岡本太郎とか


ブルータス最新号は何故かスターウォーズ特集。ブルーレイボックスの発売を記念して、ということでしょうか。こういった企画ってどちらが持ち込むんでしょうかね。
わたし自身、熱心なスターウォーズファンというわけでは全くなく、むしろエピソード3の後半で寝てしまう程の思い入れしかありません。でも今回の特集はなかなか充実していて面白かったですよ。基本的には雑誌という体裁をとっているため、マス向けの浅い内容ではあるのですが、そこは天下のマガジンハウス。切り口がなかなか面白い。「スターウォーズ博物館」と謳った少年心をくすぐるイラストだとか、みうらじゅんとライムスター歌丸の皮肉の効いた対談だとか(みうらじゅんの「本当に、SWは紙一重」というコメントに大変な共感を覚えました)、NIGOのマニアックなコレクションだとか、岡田斗司夫の組織論とか、海洋堂の宮脇専務の変わらない存在感とか、スターウォーズをあまり知らない人でも楽しめるような充実した内容になっています。
よくマガジンハウスの雑誌は「浅く広い」ため鼻で笑われることがありますが、今回の特集は浅いながらもその広さはいつも以上。久しぶりに買って得したと思える雑誌でした。あと表紙のデザインがいいですよね。






ということでこちらが市場を賑わしているであろうブルーレイボックス。買うかどうかずっと悩んでいたんですけど、やっぱり作品自体にそこまで思い入れが無いのと、「サブカル好きの自分のブランド価値を高める」という浅ましい購入動機が自分の内側に透けて見えたので、やめようかと思っています。





でもこっちは必ず買います。サイドショウの1/6ボバ・フェット。ホットトイズと絡むようになってからクオリティがインフレ中のサイドショウなので、今から大変楽しみです。1/6はメディコムのRAHの出来がなかなか良いのですが、いかんせん微妙に小さいのと、やはり作り込みが若干甘いのが気になっていまして。ボバ・フェットのマスターピースになることを期待したいです。






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最後に岡本太郎アートピースコレクション第2集の発売が決定。第一弾は岡本太郎展限定での販売でしたが、今回はなんと全国販売。ラインナップが前回以上にマニアックで素晴らしいですね。ちょっと気になるのが価格。何故か第一弾より100円安くなっています。材質変更とかされてなければいいのですが。ポリストーンからPVCとかに変わっていたら泣いてしまいます。詳細や下記リンク先まで。
http://www.union-creative.jp/topics/taro.html