コジカトイズ 暴れん坊怪獣 チラボ
ええと、少し西のほうの国に行ったりしていました。改めまして前回のモノクロンに続き、COJICATOYSより暴れん坊怪獣チラボです。
種類はアカハラジロ。体長55m。体重2万5千tなり。
愛嬌のある小さい眼が特徴。
後頭部付近で分割されています。あくまでも抜きのための分割だと思われるため、この部分ではほぼ可動せず。
短い手と爬虫類らしい蛇腹も特徴。ぽっこりお腹です。
サイズ比較。
前屈可能。
お座りも可能。
どんなポーズをとっても愛嬌があります。
モノクロンとの対決!
以上、コジカトイズより暴れん坊怪獣チラボでした。本製品は先のモノクロンと同様に、まんだらけ主催の「資料性博覧会07」にて販売されました。この資料性博覧会は資料性同人誌の販売をメインとしたイベントだったようですが、今回からソフビの展示即売会も兼ねるようになった模様です。
開催がゴールデンウィーク真っ只中の5月3日ということもあり、スーフェスやトレフェスと被っている感が否めませんが、ソフビがリリースされる機会が多いというのは良いことなのかもしれません。メディコムトイの赤司社長も出展していて驚きましたが。
さて、肝心のチラボですが、肉食恐竜のような恐ろしい井出立ちながら、モノクロンと同様のコジカトイズさんらしい小さな腕、愛らしい顔とフォルムで、非常に愛嬌たっぷりな怪獣になっています。紫がかった赤をベースにしたカラーリングも良い感じ。丁寧な造形や塗装もモノクロンと同様です。
コジカトイズさんのソフビにどうしてこんなに惹かれるのかと考えてもなかなか答えが見出せないのですが、強いて挙げるとすれば、ソフビという体裁を維持しながらも生命感を宿しているところでしょうか。あまり同意されないかもしれませんが。
ソフトビニールという素材を活かした柔らかい表現で、実にソフビらしいんです。しかしながら、それに留まることなく、妙に生命感が宿っているんですよね。今にも動き出しそうなイメージ。このチラボやモノクロンが、そのまま人形劇で活躍していてもおかしくないといいますか。
ソフビというと、どちらかというと二次創作物のような趣を残したジャンルだと個人的には捉えていますが(オリジナルソフビもデフォルメやパチのようなオブラートに包むことで二次創作物の雰囲気をまとった製品が多いように思えます)、チラボやモノクロンは一次創作物そのもののように見えるんですよね。
このあたりの印象は、これからリリースされるであろう様々な怪獣を手にすることで深まってくると思いますので、今回はこの辺にて。最後にチラボの設定を公式サイトから引用。
一見愛嬌のある顔をしているが、実はいきなり暴れだす。好奇心旺盛で動くものに近寄る性質がある。一度暴れだすと全く手がつけられない。地球防衛軍のダグアース号の威嚇射撃により怒りメチャクチャに暴れだし、撤退まで追い込んだ。