BLObPUS 5周年記念セット ミュータントカオス ギガラメ仕様
前回のBLObPUSに続き、同じくギガラメ仕様のミュータントカオス。こちらはブロッパス提案カラーリングとなります。想像通りど派手な感じ。
通常ブラックで行う拭取りを、ゴールドの塗料で行っているようです。本来拭取り塗装はプラモデルで言うところの「墨入れ」を目的としており、モールドや輪郭を強調するために行われます。その点を考えると、ゴールドの拭取りは若干微妙。個人的な意見ですが。
ブロッパスとリアルヘッドが互いに相手方の看板製品のカラーリングを考案するという面白い試み。「ギガラメ成型」がベースとなっている時点で若干嫌な予感がしていました。両メーカーとも独特な手間のかかったカラーリングを得意としており、未塗装状態でも十分過ぎるほど派手なギガラメ成型が逆に足枷になるように思えたからです。
実際手にした製品は決して悪くは無いと思います。ただ、当初の予感が少しばかり的中してしまったのも事実です。ギガラメ成型を活かした塗装というのは難しいですね。どうしても成型色の主張が強すぎてしまう。
今回、あくまで個人的には満足することができませんでしたが、こういった試みは是非続けて欲しいところ。
まだ5周年記念セットは続きます。