マスターグレードの最新作は、機動戦士Zガンダムより、パプティマス・シロッコが搭乗するジ・O。デザインは小林誠氏。
あまりにも巨大なので、ポーズ変更は放棄してます。悪しからず。ちなみに、いかにも敏捷性に欠けるようなデザインですが、実は高出力ジェネレーターを内蔵し、背部の大型バーニア及び全身に設置された姿勢制御用のモーターによって、非常に高い機動力を発揮するMSだったりします。
MG Zガンダムとサイズ比較。表面積だけで2倍以上。体積だと3倍以上になるんじゃないか。
以上、馬鹿みたいな価格と馬鹿みたいなサイズなので購入は躊躇っていましたが、やはりジ・Oは最高でした。好きなメカなのに我慢するなんて間違ってますよね。建設機械のようなカラーリング、重厚なボディ、精悍なフェイス等々、たまりません。
ただ、プラモデルとしてみると難点がいくつか。ネット上では既に指摘されていますが、設計が若干古いような印象を受けます。パーツ構成や色分け等々、一昔前の技術が使われているような感じです。取れやすい手首、巨体にもかかわらず各所に使われているポリキャップ等々、首を傾げる仕様も盛りだくさん。とくに股関節のポリキャップはありえない。上半身が支えきれていません。また、ビームサーベルが2本しか付属しないのも不満。隠し腕があるんだから、他のMGと同じ本数で良いわけはないのに。ちなみに写真ではシナンジュからビームサーベルの刃を流用しています。
いろいろと不満点を挙げましたが、ジ・O好きなら買って損は無しでしょう。さて、置き場所をどうするかな。