田田玩具(ガーガメル) 装甲騎兵ボトムズ スコープドッグ
キャラホビ特集第三弾。デンデン玩具よりスコープドッグです。こちらはガーガメル社長の池田圭郁氏の手による原型。
前回紹介したエルガイムと同様に背部未塗装の貧ぼっちゃま仕様。
同じく前回のエルガイムと同様にカッチリとした塗装。
ディティール満載。側面も塗装されていませんが。
いやー、かっちょいいなあ。
バンダイのレッドショルダーと並べて。
最後にデンデン玩具製品を一同に会して。以上、田田玩具もといガーガメルよりスコープドッグでした。これまでガーガメルさんのイベント参加は国内ですとワンフェスが主体でしたが、諸般の様々な事情によりワンフェスを卒業、この夏は新たに創通(サンライズ作品)版権を取得できるキャラホビへの参加となりました。なぜワンフェスを卒業することになったのかについては、
ガーガメルさんのブログをご確認ください。なかなか辛辣で興味深いです。
ワンフェスといえば総合的なガレージキット・玩具イベントとして様々な当日版権を取得できるという魅力がありますので、ガーガメルさんが「卒業」されることは非常に寂しいですが、わたしの体の30%ぐらいはサンライズロボで構成されているわけです。だから、あのガーガメルさんがまさかのサンライズロボソフビを作ってくれるなんて、嬉しくないわけがない。歓迎しないわけにはいかない。ビバサンライズ!ということで、非常に喜んでいるというのも正直なところです。まあ世の中の仕組みですと一度卒業しても再入学できますし。
さて、今回リリースされた趣味作品の武者ガンダムマークⅡを除くエルガイム、スコープドッグの両製品は、ソフビ界でスタンダードとなっている、丸みのある所謂マルブル的な造形ではなく、ガーガメルさんのソフビへの飽くなき研究に基づき、1980年前後から広がった角ばった薄い成型のロボットをイメージしてつくられています。ソフビがこの時代、角ばったものに移行していった理由について、ガーガメルさんは「スターウォーズショック」を挙げているのが非常に興味深いところです。個人的にも、スターウォーズの影響を抜きに日本のロボット作品を語ることはできないと思っていますので、玩具界にも当然その余波があったのでしょうね。
しかし久しぶりにガーガメルさんの製品を手にしましたが、その変わらない高い造形力と品質にウットリします。ただ、どちらかというと慣れ親しんでいる池田圭郁氏の作品のほうが好みです。ディティールやバランスや質感が際立っているような気がして。少しエルガイムのほうはボテッとし過ぎかなと。もちろん、エルガイムはリアルロボにしては丸みのあるデザインなので、そのあたりを意識したんだと思いますが。
キャラホビはワンフェスと異なり年1回しかイベントが無いため、必然的にリリースも年1回になることは少し残念ですが、是非その1回を逃さずに来年もキャラホビに参加していただき、新しい造形作品を魅せて見せて欲しいところです。サンライズには履いて捨てるほどのロボットがいますから!
あと、通常のオリジナル作品の活動にももちろん期待しています。