海洋堂 岡本太郎アートピースコレクション 2
前回に続いて『生誕100年 岡本太郎展』にて発売されている岡本太郎アートピースコレクション。まずは『動物』。
オリジナルは高さ4mの巨大な彫刻で、長野県の上山田ヘルスセンターに設置されていましたが、既に現存していないそう。『動物』という名前の通り、生物であることは間違いありませんが「何の」動物かは分かりません。見る角度によって様々な表情や姿を表す不思議な彫刻です。表面の質感がまた素晴らしい。
『坐ることを拒否する椅子』。座る人をにらみつけるような眼やゴツゴツとした質感で、その名の通り人間を拒絶するような佇まいになっています。是非一度本物に座ってみたい。
『飛行船』。他の造型作品と異なり、ペイント作品のミニチュアにあたるため、個人的には微妙な位置づけ。
逆さにすると潜水艦に見えたり。魚のようなデザインなので尚のこと。
そして最後は『若い夢』。ほぼ同じ形態で数種類製作されており、そのひとつは岡本太郎氏の墓になっているそう。
『太陽の顔のマケット』と同じように、中央で顔が分割されていますが、こちらは子供の顔のように穏やかな姿。まさに夢を見ているようなその姿には、これまた言い表せない魅力が感じられます。
以上、長くなりましたが岡本太郎アートピースコレクションでした。1個400円と高額なガチャガチャながら、確かな造型と質感で価格以上の出来に仕上がっています。実際手にして感動したのが使われている素材。プラかと思いきや、何とポリレジン(ポリストーン)製。ひんやりとズッシリとしたその質感は、まさに彫刻。これだけで高級感がグッと増しています。高いだけのことはある。ポリストーン製のガチャガチャは初めてだったので、ちょっと感動しましたよ。本当に岡本太郎作品を手にしたような錯覚に陥ります。
現在は品切れのようですが、4月下旬にまた再入荷するようなので、気になった方は是非。本当にお勧めです。ちなみにガチャガチャマシーンは会場前に設置されているので、展示会を見なくても購入できちゃいます。恥ずかしながら私も仕事の途中で寄って回したため、展示会自体はまだ未見。時間を見つけて改めて行きたいなと思っていますが。
ちなみに、ダブりは5個程。フルコンプまでは苦難の道でした・・・