マックスファクトリー 初音ミク・アペンド


初音ミクデビューです。マックスファクトリーから発売された初音ミク・アペンド。浅井真紀氏による原型となっています。






浮遊感漂うデザインに。





一般的な初音ミクのイメージからはかけ離れた顔つきとなっています。所謂浅井顔。










細部にまでこだわりぬかれた美しい造形とカラーリング。






ふむ。






台座は可動式のため、このようにどこかで見たような空中浮遊の姿をとらせることもできます。











以上、マックスファクトリー初音ミク・アペンドでした。この初音ミク・アペンドはクリプトンから発売されたVOCALOIDソフト「初音ミク」用の追加オプションパッケージ向けにデザインされたものです。浅井真紀氏が立体という形でコスチュームデザインを提案、それが改めてソフトウェアのパッケージ絵として描かれるという、少々珍しい経緯を辿ったキャラクターになっています。
そして今回紹介した製品は、そのコスチュームデザイン提案時に作成された立体がフィギュア化されたものになります。原型は青森県立美術館で開催された『ロボットと美術展』にも展示。美術館に展示された「作品」がマスプロダクトとして製品化されたとも言い換えることができるでしょう。
浅井真紀氏によりデザインされたコスチューム自体も素晴らしいのですが、なんといっても本製品の醍醐味はその造形美。生命観溢れる美しい造形に無機質な表情が加わることで、言葉にし難い雰囲気を醸し出しています。フィギュアの周囲だけ空気感が違うといいますか。
いわゆる美少女フィギュアが苦手な方にも自信をもってお勧めしたい逸品です。このアペンドをただのフィギュアとしてみるか、萌えフィギュアとしてみるか、はたまたオブジェや美術品としてみるかは買った人次第。