F-Face Plastica(浅井真紀) ハイドアース
浅井真紀氏主宰のF-Faceから発売されたガレージキット、ハイドシリーズ。ハイドファイア、ハイドストーム、ハイドアース、ハイドプール、ハイドブロッサムという5つのエレメントをモチーフとしたキャラクターが展開されております。今回購入したのは土のエレメントであるハイドアース。ボディは武装神姫でおなじみのMMSを使用。ガレージキットなので素体以外は全部組み立て方式。
服の部分はソフビ製。ニッパーやデザインナイフを利用して切り出します。それ以外はカラーレジン。ピンバイスとドライバー、瞬間接着剤を利用して組み上げます。
5体の中からハイドアースを選んだ最大の理由は、この顔。シリーズの中で一番無機質で凄く好みです。後ろ髪がなびいているのもまた良し。
別フェイスとしてマスクパーツも付属。前髪ごと交換します。山羊をイメージしているようです。
同じくf-faceのブルーラインと並べて。どちらも甲乙つけ難い。
以上、浅井真紀氏のハイドアースでした。ハイドシリーズは主にワンフェスを主体に販売されてきましたが、今回晴れて浅井氏のサイトで通販されるに到りました。ワンフェスで買い逃していたので有り難い限りです。ちなみにハイドシリーズ以外に、ブルーラインやMMS向けのアウタスキン等の再販も同時に実施されています。
パーツの精度は相変わらずガレージキットとは思えない高さ。プラモデル感覚で簡単に組み上げることができます。わたしみたいなぶきっちょでも3時間ぐらいで組みあがったかと。もちろん、あくまでもガレージキットですので、バリ取りが必要だったり、素材自体の強度が不十分なので慎重に扱う必要があったり(ビスの閉めすぎでヒールパーツを折りました)、パーツの成型不良があったりするのですが、それでもパーツ同士の擦り合わせは不要ですので簡単な部類に入るかと。
ブルーラインでも散々思い知らされていましたが、今回改めて浅井さんの技術力とデザインセンスの高さを実感することができました。特にこのハイドアースは浅井さん独特の無機質なフェイスに加え、仏具をイメージしたような武装がハイドシリーズ共通のアウタスキンにぴったりで、個人的にどストライクです。
問題は素体の入手難易度の高さぐらいでしょうか。武装神姫の素体“MMS”としてコナミから一般販売こそ実施されていますが、実際のところはほとんど全て在庫切れ。ハイドシリーズに必須な黒素体はネットオークションか、別の武装神姫から流用する方法でしか調達することができません。わたしはたまたま1体だけ在庫を持っていたので何とかなりましたが。
ちなみに、ハイドシリーズは在庫切れになっていますが、今月中に第二回の通販が実施されるようなので、気になった方はチェックしてみてください。わたしもハイドプールあたりを追加購入予定ですが、素体が無いのが辛いところです。こればっかりは浅井さんに言っても仕方の無いことですので、コナミに期待するぐらいしかなさそう。まいったまいった。