2012年私的玩具ランキング 非ソフビ編
いつも当ブログへご訪問いただき、誠に有り難うございます。お蔭様をもちまして開設から本日で四年が経過するに至りました。他にやるべきことはたくさんあるのではないかと自分自身へ突っ込みを入れたくなってきますが、ライフワークにしようと始めたことですので初志貫徹できているという点では良かったのではないかと思っております。
さて、四年も続けると流石に飽きてきたりデザインの不満も出てきたりということもあって、今年は同じはてな系列ではありますが、移転という個人的大イベントもございました。移転した後に行われたgoogleのアルゴリズム変更の余波を受け、検索順位の大幅下落に伴うアクセス数減少に苦しんでいる現状もございますが、逆に定期的に足を運んでいただいている方々の存在が励みになっているのもまた事実です。
ドラゴンボールばりに、もうちっと続けたいと思っておりますので、是非今後ともご支援ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
ということで毎年恒例の個人的玩具ランキング。先に言っておきますが、これは玩具の優劣ではなく私個人のハートに響いたかどうかで何となく並べているだけの代物ですので、その点予めご理解の程重ねてお願い申し上げます。
まずは非ソフビ編から。
【10位】F-Face Plastica ハイドアース
やっぱり浅井真紀氏のオリジナルデザインは良いなと実感させてくれました。ガレージキットながら組み易さもぴかいち。今年はあまり表立ってのご活躍を目にする機会が少なかったように思えましたので、是非来年は今年以上に前面に出たご活躍を祈念します。そういえばハイドシリーズの第二回目通販は一体いつ実施されるのだろう・・・
F-Face Plastica(浅井真紀) ハイドアース - エスムスザイン es muss sein
【9位】SDX キングガンダム二世
絶対に製品化は無理だろうと思っていただけに、発売のアナウンスを聞いた時は本当に嬉しかった記憶が今でも蘇ります。複雑なデザインながら塗装精度も完璧。バンダイは本当に良い仕事をしたと思います。
SDX キングガンダム二世 - エスムスザイン es muss sein
【8位】海洋堂 特撮リボルテック 機動歩兵
その筋の方々には非常に有名なパワードスーツではありますが、一般にはあまり浸透していないであろうキャラクターを大量生産前提のリボルテックで製品化したという男気に惚れました。流石利益度外視の海洋堂。ワンフェス限定のサンドイエローバージョン、通常バージョンともにお気に入りです。
海洋堂 特撮リボルテック 機動歩兵 - エスムスザイン es muss sein
海洋堂 特撮リボルテック 機動歩兵サンドイエローVer. - エスムスザイン es muss sein
【7位】海洋堂 リボルテックタケヤ 阿修羅
機動歩兵に続いて海洋堂のリボルテック。アクションフィギュアとあまり縁の無い竹谷隆之氏を看板に据え、売れるかどうかも怪しい「動く仏像」を産み出した海洋堂のセンスはもっと評価されていいように思います。特にこの阿修羅は玩具史に残ってもおかしくない完成度かと。最高です。
海洋堂 リボルテックタケヤ 阿修羅 - エスムスザイン es muss sein
【6位】threeA WWR N.O.M4th
threeAファンにとっては夢のような一品。兎に角かっこいいの一言に尽きます。編み込み式のブーツなど、新たな試みも取り入れられている点も評価したいです。
threeA WWR N.O.M4th - エスムスザイン es muss sein
【5位】threeA WWRp Caesar
6位に続いてthreeAより。threeAの本流は1/6サイズのシリーズですが、その魅力が最大限に発揮されるのは縮小版にあたる1/12サイズのシリーズではないかと感じています。特にこのWWRpシーザーは1/12サイズならではの精密感と遊びやすさの点でthreeAの最高傑作といっても過言ではないかもしれません。今年は無駄に射幸心を煽る販売方法が目に余りましたので、いい加減企業規模を考慮した大人な販売方法が定着することを期待したいところです。好き勝手やっているところもthreeAの魅力ではあるんですけどね。是非バランス良く。
threeA WWRp JEA Caesar - エスムスザイン es muss sein
threeA WWRp Caesar EMGY & AP-PEL - エスムスザイン es muss sein
【4位】バンダイ S.I.C.極魂 ホースオルフェノク疾走態
極魂というセカンドラインながら、実にS.I.C.らしいアレンジの効いた魅力的な製品で、もはや芸術の域に達していると思わせてくれるほど。こういった時折見せてくれるバンダイのチャレンジ精神が好きです。
バンダイ S.I.C.極魂 ホースオルフェノク疾走態 - エスムスザイン es muss sein
【3位】千値練 RIOBOT グレンラガン
設立して間もないながらも、最早その圧倒的なクオリティは他のメーカーを撥ね付けるレベルに至っている千値練さん。特にこのグレンラガンはケミカルアタックによるアレンジと変態可動により完成度の高さでは今年一番といっていいと思います。グレンラガンってこんなにかっこいいロボだったんですね。
千値練 RIOBOT グレンラガン - エスムスザイン es muss sein
【2位】モデリズム 1/20 ウィーゴ(WSC ver.)
モデリズム 1/20 ウィーゴ(WSC ver.) - エスムスザイン es muss sein
【1位】figma 巨神兵
とにかくかっこいいという一言に尽きます。今でも毎日眺めてはニヤニヤしてしまいます。そしてこのデザインの魅力も然ることながら、竹谷隆之氏の手によるスタチューを3Dスキャンで縮小したという、技術の進歩も実感できる製品になっています。本来海洋堂がやるような仕事をグッドスマイルカンパニーが手がけたのも興味深い。加えてスタチューには無い光の翼も付属するなど、遊べる要素も満載です。これがあったから、竹谷氏のスタチューを我慢することができました。是非3Dスキャンの技術を活かして、今後気軽に縮小版フィギュアが作れる時代が訪れることを期待しています。
figma 巨神兵 - エスムスザイン es muss sein
以上、2012年私的玩具ランキング 非ソフビ編でした。今年は大手メーカーの玩具や有名キャラクターの玩具への興味が例年以上に薄れた一年になったように感じられます。理由は自分の中で十分に整理できてはおりませんが、恐らく単純に飽きたのだろうと。クオリティは行き着くところまで行ったように思えますし、ネタ不足からかマイナーなキャラクターもどんどん製品化されるようになりました。玩具ファンとしては本当に素晴らしい時代になったものだと思いますが、贅沢病に陥ってしまったのか、もう普通の玩具では満足できない身になってしまったようです。
そんな中、各メーカーが技術力やアイデアを凝らした魅力的な製品をリリースしてくれたことは嬉しい限りです。来年は今年以上に一般玩具を買う機会が減るかもしれませんが、より神経を研ぎ澄まして魅力的な製品を逃さないようにしたいと思います。