サンガッツ本舗 妖奇伝 ドリームロケット塗装版

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Onu up.で発売されたサンガッツ本舗の妖奇伝特別版。何が特別ってドリームロケットによるペイントバージョンなのです。
まずは壱。



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相変わらずの気合の入った塗装です。




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底部は簡易的なフタが付属。後頭部のモールドを見ても分かりますが、もともとは貯金箱仕様で造られたソフビです。




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そしてこちらが参。

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後頭部のグラデーションが美しい。




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甲乙付け難い。蝋燭の質感とかも本当にいいんですよ。




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同じドリロケ塗装のミュータントカオスと。以上、サンガッツ本舗の妖奇伝ドリームロケット塗装版でした。今回は壱~四という4種類のパターンが発売されました。どれも魅力的なカラーリングだったため、大変悩んだ結果上記二種類を選択しましたが、全種類買っとけばよかったかも。1パーツ構成のソフビで1体4500円という価格は通常だと高く感じられますが、ドリームロケットさんの極彩色のペイントを堪能できる点から考えると、物凄くお得です。
さて、この妖奇伝は貸本として出版された水木しげる編集の短編集『妖奇伝』の表紙を飾った妖怪です。今回のドリロケ版は目に血管が書き加えられていたり、口からは血が流れていたりとディティールも付け足されており、その重厚な塗装とサンガッツ本舗さんの絶妙な造形によって、水木しげる絵に非常に近づいた製品となっているのではないでしょうか。
以前も書いたような気がしますが、ドリームロケットさんの塗装はそれ自体の美しさも然ることながら、製品の造形の魅力を浮かび上がらせる力を持っている点にわたし個人としては魅きつけられます。大変手間のかかる塗装なのでそう頻繁にはリリースできないでしょうが、今後も是非色々なメーカーさんとコラボすることで、新たな製品の魅力を再発見させてくれることを期待したいです。