ランブルモンスターズ King Bop Dragon "Dragon"
上野ヤマシロヤで8/31~9/1にかけて開催されたドキドキ上野ソフビ万博。その戦利品第一弾です。RUMBLE MONSTERSよりキングバップドラゴン type“ドラゴン”。
キングバップドラゴンの最大の特徴はこの王道ドラゴンフェイス。口の部分は丁寧な墨入れが施されています。
この前傾姿勢が荒々しい感じで好み。
以上、ランブルモンスターズよりKing Bop Dragon "Dragon"でした。キングバップドラゴンといえば第一弾となったRed Headを紹介したときにも触れましたが、POPかつ王道なモンスタートイのイメージが強烈なキャラクター。その丸みのあるリアルともデフォルメとも違う特徴あるボディと、王道ともいえる龍頭が大変魅力的で、わたし個人としても非常にお気に入りのキャラクターなのですが、今回のタイプはその名も“ドラゴン”。
成型色のグリーン自体は、深みが若干違いますが既に通常のバップドラゴンでも使われたもの。そしてドラゴン=グリーンというイメージも通奏低音のように存在していますから、カラーリングとしては目新しさこそないかもしれません。しかしながら、王道なキャラクターには王道なカラーリングこそ合うのです!
このタイプドラゴンは名前の通りまさに“ドラゴン”を表すような王道の中の王道、もはや孟子の言うところの覇道といっても過言ではないほどの強烈な存在感を放っており、わたしのハートをがっちり掴んで放しません。
特にお気に入りのポイントは喉元まで吹かれた茶色のスプレー。従来のバップドラゴンは腹部のみスプレーが吹かれる事が多かったと思いますが、今回それが喉元まで広がることで、より爬虫類らしさが増したように思えます。
玩具としてのキュートさとモンスターとしての荒々しさという、本来アンビバレンツな特徴が微妙なバランスの上に両立しているという点で、バップドラゴンとして決定版であるとともに、立体としてもある種の到達点まで登りつめた傑作TOYといえるのではないでしょうか。