CURE HELLBOX PART1
CUREからリリースされた新作ソフビ、引き当て式地獄箱ことHELLBOX(Interchangeability Vinyl Collection)。原宿のSECRETBASEに設置されたガチャガチャにて販売されました。1回500円で甲(頭)、乙(胴体)、丙(足)のいずれかが当たる仕組みで、自由にパーツ同士を組み合わせることで楽しむ仕様となっています。
まずはブギーマン(布顔)×ブギーマン(チェーンソー)×ブギーマン(足)という組み合わせ。ある意味一番ベーシックな姿です。
恐竜ヘッドは被り物という設定。そのため、きちんと後頭部に切れ目があるのです。芸が細かい。野球ボディを使うことで、被り物感が倍増するという個人的に一押しな組み合わせです。
海人×ブギーマン×南瓜の組み合わせ。この南瓜にギミックがありまして、、、
そう、中にパイロットが乗っているのです。人というより猿ですが。ちなみにこの南瓜は2パーツ構成と若干豪華仕様。
ブギーマン×野球(グローブ)×車の組み合わせ。この車にもギミックがありまして、、、
そう、中にパイロットが乗っているのです(繰り返し)。人というよりゴーストですが。ちなみにこの車も2パーツ構成と豪華仕様。そして封入ブックレットによるとシークレット扱いらしいです。
余ったパーツと一緒に並べて(泣)。ブギーマン布顔が5つも余っているよ、この頭だけで総額2500円だよ!!ということで名前の通り地獄の様相を見せてくれたキュアのヘルボックスでした。
一回500円とガチャガチャとしては高額な設定に加え、種類はシークレットも含めると全部で16種類、カラーリング3種を考慮すると全48種類と、フルコンプマニアが絶叫するような仕様となっております。ダブりが前提のガチャガチャとはいえ、さすがに布顔が6個も揃った際は、あまりの引きの悪さに腰が砕けそうになりました。
しかし製品自体は絶妙なデフォルメ感とデザインセンスで、未塗装ソフビながら蠱惑的な魅力を放っております。各パーツ同士の組み換え遊びも本当に楽しく、時間を忘れて夢中になれるのですが、特に南瓜とシークレットの車パーツには驚かされました。こういう遊び心は大好きです。単品でもフィギュアとして完成しているし。また、今回のパート1は赤、青、黄という皆が大好きな三原色で成型されており、ばらばらなカラー同士を組み合わせることで、チープ玩具特有の魅力も生まれるのがまた良いところであり困ったところでもあります。
問題は購入難易度の高さでしょうか。今のところシークレットベースさんのガチャガチャしか公式にはアナウンスが無く、たぶんシークレットベースさんの設置分は売り切れていると思います。公式HPでは、クローズドパックでも販売するとアナウンスされていますが、その後音沙汰が無いため今後の展開は不明です。
ダブりのリスクは辛いものがありますが、製品自体は非常に魅力的なので是非広く展開してほしいところです。パート2も年内にリリース予定ということで期待しています。
しかしこういったガチャガチャは、複数人でやるのがやっぱりベストですね。わたしみたいにダブり地獄にあうと泣きを見ますから。布顔パーツが欲しいという方がいれば、ツイッターのDMとかで連絡いただければ別のパーツと交換させていただきますよ。。。胴体パーツが足りないのなんのって。