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コトブキヤ ARTFX+ DC UNIVERSE スーパーパワーズ クラシックス バットマン

TOY コトブキヤ

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玩具を開封した際に、心地よい風のようなものが心に吹いたのはいつ以来だろうか。
少しだけ新鮮でどこか懐かしい匂いのする風。コトブキヤのスーパーパワーズクラシックスシリーズはそれを体感することができる玩具だ。


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スーパーパワーズクラシックスには昔懐かしい分割線が記号として刻まれている(あくまで記号であって機能はない。つまり可動はしない)。しかしフォルム自体は実に現代的で美しい。

レトロでアメリカンな玩具を現代に蘇らせるというのは決して新しい手法ではなく、近年ではFunkoのReactionシリーズなどがある。しかし、あれはあくまで当時のテイストそのままで現代に蘇らせるというコンセプトだった。
一方、このスーパーパワーズクラシックスは、現代的なフィギュア(スタチュー)にクラシックな記号を敢えて刻むというコンセプトのもとでつくられており、Reactionとはまったく別物と言っていいだろう。


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わたしは子供の頃、映画やアニメの中に登場するアメリカの家庭風景に憧れていた。正確にはその家庭風景に映る実在しない玩具に憧れていた。その玩具たちは実にかっこよく威厳のある佇まいをしていたものだったが、そんなものは当然どこにも売っていなく誰も買ってくれなかった。

しかし今まさに、その憧れていた架空の玩具がわたしの手元にある。もちろん自分で買ったものだが、ぼうっと眺めていると、過去の自分から贈り物を受け取ったような錯覚に陥った。

2015年私的玩具ランキング ソフビ編

TOY ソフビ 玩具ランキング

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前回の一般玩具編に続いてソフビ編です。一般玩具編は以下リンク先よりご参照ください。
esmusssein.hatenablog.com



【第10位】ガーガメル ガルダン GUTS
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今年も控えめな活動だったガーガメルさんですが、毎年恒例の個展THE THRASH OUT SHOWは今年も実施。わたしも今年初めて参加しましたが、気合の入ったカスタムペイント作品が多数並ぶ見応えのある個展でした。そこでリリースされたのがこのガルダン。デスラのリデコ商品となりますが、ガーガメルさんらしいアイデアと技術力とセンスが詰まった素晴らしいキャラクターだと思います。
問題は未だ一般販売が無いこと。是非来年こそはガーガメルさんの本格再始動と、看板キャラクター達の一般販売をお願いしたいところです。メカザゴランもイベント限定なんて言わずに塗装マスクを作って量産してほしいところです。


【第9位】ZOLLMEN ファンシートレイン
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今年はガーガメルさんと同じく控えめな活動だったZOLLMENさんですが、ファンシートレインという物凄い爆弾をソフビ業界に落としてくれました。指人形サイズながらスタンダードサイズと同じレベルで塗り分けられた各キャラクターの精密感と仕上がりの美しさはソフビながら圧巻。そして遊び心満載のギミック。きっと他社の度肝を抜いたことでしょう。個人でやるレベルを大きく超えた素晴らしい製品かと。


【第8位】WAZURI 象
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下北沢にオープンした玩具ショップCONVICTにてリリースされた本製品。元ネタは伊藤若冲の象。伊藤若冲に目をつけたその審美眼自体も素晴らしいのですが、何より素晴らしいのは若冲の絵から飛び出したかのような立体を生み出したミロクトイ金子さんの造形力。立体としての説得力と若冲らしさがきちんと共存しており、ソフビを超えたアート作品に仕上がっています。ソフビの艶感が高級感を演出しているのもポイントかと。
WAZURI名義での製品はこの象のみですが、是非来年以降も第二弾第三弾と新たな角度からソフビ業界に切り込んで欲しいと願っています。


【第7位】リアルヘッド ヘッドマン&ネクストマン
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日々進化と躍進を続けるリアルヘッドさん。今年も様々な真キャラクターが投入されましたが、個人的にツボに入ったのがこのヘッドマンとネクストマン。どちらも一度ミドルサイズで製品化されたものが新たにカオスマンシリーズとして生まれ変わった姿(ヘッドマンについてはスタンダードサイズのミュータントヘッド頭部が流用されているため、三度目の生まれ変わりでしょうか)。
ある意味原点回帰の製品と言えるかもしれませんが、代表の森さんと同じモヒカンを冠している看板キャラクターを改めてこのような形で手に出来たというのは感慨もひとしおです。
人気が増していることもあり、最近は実店舗での行列への対応と群がる転売屋への対処にかなり苦慮されているようですが、それもこれも実力と人気の裏返しだと思いますので、是非うまく乗り切って頂きたいと僭越ながら願っている次第です。最後に、今年から地方民になったので引き続き通販のほうも宜しくお願いしますと書き添えさせていただきます。


【第6位】パレット玩具 『怪星ガイガー』 ロケットボーイ
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ミロクトイさんとイトキンパークさんの両メーカーによって新たに生み出された玩具メーカーであるパレット玩具さんの製品。WAZURIの象と同じくこれまた目の付け所が凄いといいますか、わたし個人のツボをガッチリ突いてくるあたりがたまりません。SF感と可愛らしさのあるキャラクターをミロクトイさんとイトキンパークさんという実力のある両メーカーが手掛けるとなっては、「間違いない」という言葉以外浮かびません。そして実際、間違いないです。もう最高。


【第5位】ぶたのはな ガンボーイほか
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インパクトとしては今年最大だったかもしれません。あのぶたのはなさんが、なんとキャラホビに参戦、それもガンダム、正確にはガンボーイを手掛けるなんて。ソフビ好き、ぶたのはな好き、ガンダム好きとしては悶絶する組み合わせ。喜ばないわけがありません。夢の三種盛りですよ、これは。
ただでさえ嬉しい組み合わせなのに、キャラクターチョイスがまた意表を突いたものとなっており、ソフビにあまり縁の無いガンダムファンも驚いたのではないでしょうか。
キャラホビ限定ということで入手難度高めなのが玉に瑕なのですが、是非来年も参戦してほしいところです。


【第4位】ゴッコ堂 クサイクソプス
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東京最後の思い出。それがクサイクソプス。引越直前の忙しい中、このためだけにスーフェスへ行って参りました。だってうんこがモチーフなのに文字通りクソかっこいいんだもの。ゴッコ堂さんのクソ素晴らしいセンスが爆発した本キャラクター、なんと原型はクソ実力のあるRESTOREさんということで、クソ力強い立体に仕上がっています。グラデーションの効いたゴッコ堂さんによるスプレーワークもたまりません。ゴッコ堂さんのぼっとん便所よりも深いうんこへの愛情を味わえる逸品です。クソ最高。


【第3位】ランブルモンスターズ ゼロ
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ランブルモンスターズさんのセンスと技術力の結晶、それがゼロ。てっきり腕部のみの組み換えでシリーズが展開すると思いきや(その腕部の交換自体も接続方法が複数あり凄いんですが)、まさか外装パーツが存在するなんて。ZOLLMENさんのファンシートレインとは違う意味で同業他社の度肝を抜いた製品かと。
可愛い・楽しい・凄いの3点が全て詰まった魅力的なソフビです。来年以降の展開も楽しみにしています。是非無限に並べたい!


【第2位】ミロクトイ マッシヴアタック 
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毎年紹介しているミロクトイさんのドクターミロクシリーズ。今年は新たにマッシヴアタックという力強いロボが加わりました。ドクターミロクシリーズの各製品やドラゴン菩薩の意匠が全身に取り込まれており、全く隙の無いその姿はまさに最強。全部乗せ。ソフビと細かな造形って相性が良いとは決して言えないと思うのですが、ミロクトイさんの塗装センスで実にうまくカバーしていると思います。是非来年は造形の魅力が最大限発揮される墨入れ版のリリースもお願いしたいところ。
そして木彫りを主体としたミロクトイさんの本来の造形力を最大限味わえる伝弥勒丸像と護法神にも心を動かされました。仏師としてのミロクトイさんの姿を垣間見たような気がします。10年後には悟りを開いて円空を越える仏師になってくれることを今から期待しましょう。


【第1位】イルイル『電脳未来テクノローダー』 司令官ビクトル
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いや、この順位は仕方ないですよ。ソフビでダイアクロンシリーズを再現するとかどうかしてますもの(褒めてます)。パッケージやポスターを含めた各種イラストに至るまでの徹底した作りこみ。誰も真似できないですし真似したくない製品と言えるでしょう。
無理な要求であることは理解しておりますが、入手難度をもう少し改善してくれると本当に言うこと無しなので、是非少量ずつでも結構ですから再販・バリエーション展開等を続けて欲しいところです。


以上、2015年私的玩具ランキング ソフビ編でした。ランキングで紹介するメーカーさんが毎年ほぼ被っている気がしますが、こればっかりは好みの問題もありますので何卒ご容赦ください。

今年は昨日の記事の冒頭でも書いたとおり、私生活で昨年を上回る激動の一年だったということもあり、なかなか思うようにソフビライフを続けることもできなかったのですが、こうやって素敵な多数の製品にめぐり合うことができたのも、各メーカーさんや玩具仲間のおかげだと改めて実感しております。というより、ソフビに癒されることで何とか私生活を乗り切った一年でした。やはりわたしの体と心の一部はソフビでできているようです。

今年一年を振り返って、特にソフビ業界について思うところは無いのですが、しいて挙げるとすれば人気製品の入手難度が全般的に上がってきたような印象をもっています。国内も然りですが、海外のマーケットが拡大していく中で、海外向けの通販枠や抽選への海外組の参加により、国内へ振り分けられる数量が必然的に減ってきているのかなと感じたりしております。10年前なんて、競合相手はほとんど国内にしかいなかったので、まだ穏やかだったんですけどね。
ただ、毎年書いていますが、ソフビのマーケットが広がること自体はとても良いことですので、是非メーカーさんが潤うことで消費者も潤うという好循環を生み出すためにも、「買えない」ことへの不満みたいなものは出来る限り抑えていきたいところです。
今年の後半から東京を離れてしまったため、来年は今年以上にソフビライフを満喫できない一年になりそうですが、おおらかな気持ちでわたしも皆さんもソフビライフを楽しめるといいですね。

ということで改めまして今年はブログの更新が滞り申し訳ありませんでした。来年こそはしっかり更新したいところですが、あまりお約束できる状況には無いため、取り急ぎはてなブログ界隈代表としてsmoglogさんのところを勝手に紹介しておきます。


それでは皆様良いお年を。